電気保安業者選定で悩む経営者の実情
こんにちは。電気主任技術者として25年間、製造業の電気保安に携わってきた佐藤と申します。現在は愛知県内で金属加工業を営む傍ら、電気保安コンサルタントとして中小企業の電気設備管理をサポートしています。
今回は、私が経営する工場の電気保安業者を株式会社電気保安HIKARI(以下、HIKARI)に変更した実体験と、その驚くべき成果について詳しくお話しします。電気保安は企業運営において極めて重要でありながら、多くの経営者様が「品質とコストのバランス」で頭を悩ませている分野です。

私の工場が抱えていた電気保安の課題
弊社は従業員50名、高圧受電設備を有する金属加工工場です。以前契約していた電気保安業者との間で、以下の課題を抱えていました:
- 年間保安管理費用が800万円と高額
- 点検時の対応が形式的で改善提案がない
- 緊急時の対応が遅く、生産停止リスクが高い
- 料金内訳が不透明で何にどれだけ支払っているか不明
- 省エネ提案がなく、電力コストが年々増加
これらの課題は、製造業を営む多くの経営者様に共通する悩みではないでしょうか。
電気保安業界の専門的課題と現状分析
電気保安業界の構造的問題
電気主任技術者として長年この業界を見てきた経験から、電気保安業界が抱える構造的問題を分析します。
1. 料金体系の不透明性 多くの電気保安業者は、基本料金に加えて様々な名目で追加料金を請求します。「設備点検費」「報告書作成費」「緊急対応費」など、契約時には明示されない費用が後から発生することが少なくありません。
2. 画一的なサービス提供 顧客の業種や設備規模に関わらず、同一のチェックリストで点検を行う業者が多く、個別の設備特性や運用状況に応じた最適化提案が不足しています。
3. 技術者の専門性不足 電気保安業務は高度な専門知識を要しますが、コスト削減のため経験の浅い技術者が担当するケースが増加しています。
4. 予防保全の軽視 定期点検は実施するものの、設備の劣化予測や予防的な改善提案を行わず、故障が発生してから対応する「事後保全」に偏りがちです。
HIKARIが提供する革新的アプローチ
これらの業界課題に対し、HIKARIは以下の革新的なアプローチで解決策を提供しています:
専門資格者による個別最適化 全スタッフが電気主任技術者などの専門資格を保有し、顧客の設備特性を深く理解した上で個別最適化されたサービスを提供します。
透明性の高い料金体系 すべてのサービス項目について詳細な説明を行い、「何に対していくら支払うのか」を明確にした透明性の高い料金体系を採用しています。
予防保全重視の体制 定期点検における異常の早期発見はもちろん、設備の経年劣化を予測し、計画的な更新・改修提案を行うことで、突発的な故障リスクを最小化します。
HIKARI導入の検討プロセス:実体験レポート
初回相談での印象的な対応
2023年4月、知人の紹介でHIKARIに相談を持ちかけました。初回相談は「保守点検の乗り換え相談0円」「見積り手数料0円」ということで気軽に申し込むことができました。
担当者の専門性の高さ 訪問した営業担当者は電気主任技術者の資格を保有しており、私の質問に対して的確な回答を提供してくれました。特に印象的だったのは、単に料金の話ではなく、弊社の製造工程における電力使用パターンの最適化について具体的な提案をしてくれたことです。
現状分析の徹底性 弊社の電気設備について、過去3年間の点検報告書、電力使用実績、設備投資履歴まで詳細に分析してくれました。従来の業者では見落とされていた潜在的なリスク箇所を3か所も発見していただきました。
現地調査での専門的な診断
初回相談から1週間後、HIKARI の技術者による現地調査が実施されました。
設備診断の詳細性 従来業者の点検は外観確認と基本的な測定のみでしたが、HIKARIの技術者は以下の詳細な診断を実施:
- 赤外線サーモグラフィによる発熱箇所の特定
- 絶縁抵抗値の経年変化分析
- 高調波測定による電力品質評価
- 接点抵抗測定による接触不良の早期発見
潜在リスクの発見 この詳細診断により、以下の潜在的なリスクが発見されました:
- 主変圧器の冷却ファンモーター劣化(交換推奨時期まで6か月)
- 高圧ケーブルの絶縁性能低下(3年以内の更新が必要)
- 進相コンデンサの容量低下(力率改善効果が20%低下)
これらの問題は従来業者の点検では一度も指摘されたことがありませんでした。
革新的な料金プランの提案
現地調査結果をもとに、HIKARIから驚くべき料金プランが提案されました。
従来契約との比較
- 従来業者:年間800万円(内訳不明な項目多数)
- HIKARI提案:年間500万円(全項目明細化)
- 年間削減額:300万円(37.5%のコスト削減)
料金内訳の透明性 HIKARIの提案では、以下のようにすべての項目が明確に示されました:
- 月次点検費用:月額30万円×12か月
- 年次停電点検費用:年間80万円
- 緊急対応費用:年間40万円(24時間365日対応込み)
- 報告書作成・官庁届出代行:年間20万円
- 省エネコンサルティング:年間30万円
柔軟なサービスカスタマイズ
さらに驚いたのは、弊社の運用実態に合わせたサービスのカスタマイズでした。
生産停止リスクを最小化する点検スケジュール 弊社の生産計画に合わせて、停電を伴う年次点検を夏季休暇期間に実施するよう調整。これにより生産への影響を完全に回避できました。
予防保全プログラムの導入 発見された潜在リスクに対して、計画的な予防保全プログラムを提案:
- 主変圧器冷却ファンモーター:3か月後に交換実施
- 高圧ケーブル:2年計画での段階的更新
- 進相コンデンサ:6か月後に容量アップグレード
これらの予防保全により、突発的な設備故障によるラインストップリスクを大幅に軽減することができました。
HIKARI導入から1年間の成果検証
コスト削減効果の詳細分析
HIKARI導入から1年が経過し、以下の具体的な成果を得ることができました。
直接的なコスト削減
- 電気保安管理費用:300万円削減
- 省エネ効果による電力費削減:120万円削減
- 予防保全による緊急修理費削減:80万円削減
- 合計年間削減額:500万円
間接的な効果
- 計画停電回数:年4回→年1回に削減
- 緊急停電発生:年2回→0回
- 設備稼働率:95%→99%に向上
サービス品質の向上
点検の質的向上 従来の形式的な点検から、以下のような予防保全重視の点検に変化:
- 設備の劣化傾向を数値化した定量的評価
- 改善提案を含む詳細な点検報告書
- 次回点検までの注意事項と対応計画の明示
緊急時対応の改善 24時間365日対応体制により、休日・夜間の設備トラブルにも迅速対応。平均対応時間が従来の4時間から1時間に短縮されました。
技術サポートの充実 定期点検以外でも、設備運用に関する相談に専門技術者が対応。製造ライン増設時の電力計算や省エネ設備導入検討時の技術支援も受けることができました。
HIKARIの技術力と専門性の分析
専門資格者による高品質サービス
保有資格の充実 HIKARIの技術者は以下の専門資格を保有:
- 電気主任技術者(第一種、第二種、第三種)
- 電気工事士(第一種、第二種)
- エネルギー管理士
- 電気工事施工管理技士
これらの資格者が連携することで、電気保安から省エネ、電気工事まで一貫したサービス提供が可能となっています。
継続的な技術力向上への取り組み HIKARIは「電気保安の学校」というYouTubeチャンネルを運営し、最新の技術情報や法改正情報を積極的に発信しています。この取り組みは、技術者のスキル向上と業界全体の技術レベル向上に貢献しています。
多様なサービスラインナップ
電気設備保安管理の専門性
- 受電設備、配電設備、負荷設備の総合的な保安管理
- 月次点検による日常的な安全確保
- 年次点検による精密な性能評価
- 無停電検査システムの活用による業務継続性の確保
再生可能エネルギー対応 太陽光発電設備の普及に対応し、以下の専門サービスを提供:
- 太陽光パネルの性能診断
- インバーター・接続箱の動作確認
- 発電量最適化のための保守提案
- 法定点検・報告書作成
省エネルギーコンサルティング 単なる点検業務にとどまらず、以下の省エネ支援を実施:
- 電力使用状況の詳細分析
- デマンド管理の最適化提案
- 高効率機器導入の投資対効果算定
- 省エネ補助金申請サポート
地域密着型サービスの優位性
東海地方の特性を活かしたサービス
HIKARIは東海地方を拠点とする地域密着型企業として、以下の優位性を発揮しています。
地域特性の理解
- 製造業が集積する東海地方の産業特性を熟知
- 地域の電力事情や気候特性を考慮した最適提案
- 自治体の省エネ政策や補助金制度に精通
迅速な対応体制
- 緊急時の現地到着時間:平均45分以内
- 地域ネットワークを活用した部品調達
- 協力会社との連携による大規模工事対応
長期的なパートナーシップ 地域密着により、顧客との長期的な信頼関係を構築。設備の更新計画や事業拡張時の電力計画についても継続的にサポートを受けることができます。
法令遵守と安全管理体制
最新法令への対応
電気保安業務は電気事業法をはじめとする各種法令に基づいて実施される必要があります。HIKARIは以下の体制で法令遵守を徹底しています。
法改正への迅速対応
- 法改正情報の収集・分析体制
- 顧客への法改正内容の説明・対応提案
- 必要な届出・報告書の代行作成
高い安全基準の維持
- 労働安全衛生法に基づく安全管理
- 作業手順書の整備と定期的な見直し
- 安全保護具の完備と適切な使用
品質管理システム
- ISO 9001に準拠した品質管理体制
- 作業品質の標準化と継続的改善
- 顧客満足度調査による サービス向上
他社との比較による優位性分析
大手電気保安業者との比較
コスト面での優位性 大手業者と比較して、HIKARIは以下のコスト優位性を実現:
- 中間マージンの削減による料金競争力
- 地域密着による移動コスト削減
- 効率的な作業体制による人件費最適化
サービス品質での差別化
- 画一的サービスではなく個別最適化
- 専門資格者による直接対応
- 柔軟な対応スケジュール
地域密着型業者との比較
技術力・専門性での優位性
- 豊富な資格保有者による高度な技術力
- 継続的な教育・研修による技術レベル向上
- 最新設備・測定器具の導入
サービス範囲での優位性
- 電気保安から工事まで一貫対応
- 省エネコンサルティングまで包含
- 人材育成支援サービスの提供
導入を検討する企業へのアドバイス
電気保安業者選定のポイント
25年間の経験から、電気保安業者選定における重要なポイントをお伝えします。
1. 技術者の資格・経験の確認
- 電気主任技術者の保有状況
- 対象設備での実務経験年数
- 継続的な教育・研修の実施状況
2. 料金体系の透明性
- 基本料金に含まれるサービス内容
- 追加料金が発生する条件
- 年間総費用の明確化
3. 緊急時対応体制
- 24時間対応の可否
- 平均対応時間
- 緊急時の連絡体制
4. 予防保全への取り組み
- 定期点検の詳細度
- 改善提案の実施状況
- 設備更新計画の支援体制
HIKARIへの相談プロセス
実際にHIKARIへの相談を検討される方のために、効果的な相談プロセスをご紹介します。
事前準備事項
- 現在の電気保安契約内容の整理
- 過去3年間の点検報告書の準備
- 電力使用実績データの収集
- 設備図面・仕様書の準備
相談時の確認事項
- 現状の課題・不満点の明確化
- 改善したい項目の優先順位
- 予算の概算範囲
- サービス開始希望時期
現地調査での注意点
- 設備の運転状況を正確に伝える
- 過去のトラブル履歴を共有する
- 将来的な設備計画があれば相談する
今後の展望と継続的な改善
長期パートナーシップの価値
HIKARI導入から1年を経て、単なるサービス提供者ではなく、事業パートナーとしての価値を実感しています。
継続的な改善提案
- 四半期毎の設備状況レビュー
- 年次での省エネ効果検証
- 中長期的な設備更新計画の策定
事業拡張時のサポート 今年予定している工場拡張においても、HIKARIから以下のサポートを受ける予定です:
- 増設設備の電力需要計算
- 受電設備の容量検討
- 省エネ設備導入の投資効果分析
技術情報の共有 「電気保安の学校」での最新情報提供や、定期的な技術セミナーの開催により、弊社の技術レベル向上にも貢献いただいています。
まとめ:HIKARIが実現する真の価値
投資対効果の検証
HIKARI導入による1年間の成果をまとめると以下のようになります:
定量的効果
- 年間コスト削減:500万円
- 設備稼働率向上:4%
- 緊急停電回数:ゼロ
定性的効果
- 電気保安に関する不安の解消
- 専門的な相談相手の確保
- 事業継続性の向上
これらの効果は、単純な費用削減を超えて、企業経営の安定性と成長性に大きく貢献しています。
経営者へのメッセージ
電気保安は企業活動の基盤となる重要な要素です。しかし、多くの経営者様にとって専門性が高く、適切な業者選定が困難な分野でもあります。
HIKARIは、「高品質・低コスト」という一見矛盾する要求を、透明性の高い料金体系と専門性に基づく個別最適化により実現しています。現在の電気保安契約に不満をお持ちの方は、ぜひ一度HIKARIにご相談されることをお勧めします。
私自身の体験からも、HIKARIは単なるサービス提供者ではなく、企業の持続的成長を支える真のパートナーとなることを確信しています。
お問い合わせはこちらから 📧
株式会社電気保安HIKARIは、ご相談からサービス開始までの流れをシンプルにし、お客様の負担を感じさせないよう丁寧にサポートいたします。
連絡先情報:
- メール:contact@d-hikari.co.jp(24時間365日受付)
- 電話:090-4140-8539
- 営業時間:9時〜17時(土日祝日を除く)
- 会社所在地:岐阜市加納本石町3-7 テイクオフビル3
無料相談も受け付けていますので、まずは一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。