設備をお持ちの方へ 今月のお知らせ(2026年11月)|冬の電気料金支援が12月使用分から
2026年11月5日時点の情報です。
寒くなり、暖房で電気を使う季節が近づいてきました。今月は、電気料金の支援と、冬に向けた設備の備えを中心にお知らせします。
1. 冬の電気料金支援が決まりました(12月〜2月使用分)
10月29日、政府が冬の電気・ガス料金を支援すると表明しました。高圧で電気を受けている事業所の値引きの単価は次のとおりです。
| 使用月 | 高圧 | (参考)低圧 |
|---|---|---|
| 2026年12月 | 0.5円/kWh | 1.0円/kWh |
| 2027年1月・2月 | 2.3円/kWh | 4.5円/kWh |
たとえば、ひと月に3万kWhを使う事業所なら、1月・2月はそれぞれおよそ6万9千円、電気代が下がる計算です(3万kWh×2.3円)。実際の金額は、使用量と契約によって変わります。
特別高圧で受電している中小企業などは、国の交付金を使った自治体の支援の対象です。お住まいの自治体の案内をご確認ください。
2. 12月分の電気料金は、燃料費調整で少し上がります
中部電力ミライズが10月29日、12月分の燃料費調整の単価を発表しました。高圧のお客様は次のとおりです(1kWhにつき・税込)。
| 11月分 | 12月分 | 差 | |
|---|---|---|---|
| 高圧 | 5円41銭 | 5円93銭 | 0円52銭の上昇 |
12月分は、上の支援(0.5円/kWh)と燃料費調整の上昇(0.52円/kWh)がほぼ同じくらいです。12月の請求が11月より大きく下がるわけではない点にご注意ください。電気料金の支援が本格的に効いてくるのは、1月・2月使用分からです。
ほかの電力会社とご契約の場合は、ご契約先の発表をご確認ください。
出典:中部電力ミライズ「2026年12月分電気料金の燃料費調整について」
3. この冬の見通しと、冬の前に確かめておきたいこと
気象庁の季節予報によると、東海地方のこの冬(12月〜2月)は、**気温が平年より高い確率が60%、降水量が平年より多い確率が50%**です。平年に比べて晴れの日が少なく、岐阜県の山間部では、平年と同じように雪の日が多い見込みです。
暖冬の見込みでも、強い寒気が入れば平地でも雪が積もることがあります。冬の前に、次のことを確かめておくと安心です。
- キュービクルの周りに、雪や物が積もって扉が開けにくくなる場所はないか
- キュービクルの扉や換気口のすき間から、雨や雪が入りこんでいないか
- 停電したときの連絡先(電力会社・私たち)を、担当の方以外も分かるようにしているか
- 非常用発電機がある場合、燃料の残りと、最近の試運転の結果
気になる点があれば、月次点検の際にご相談ください。気象庁の次の3か月予報は11月24日に発表される予定です。
4. 古い変圧器やコンデンサをお持ちの方へ PCBの説明会
PCB(ポリ塩化ビフェニル)を含む電気機器の処理について、経済産業省と環境省が全国で説明会を開きます。PCB特別措置法などの改正法が2027年4月1日に施行されるため、その内容を説明するものです。
名古屋会場は2027年2月8日(月)13時〜16時、TKP名古屋駅前カンファレンスセンター(定員50名、参加無料)です。11月中旬からは、オンデマンドの動画も配信される予定です。
古い変圧器やコンデンサにPCBが入っているかどうかは、機器の銘板(名前や製造年が書かれた板)で調べられる場合があります。「うちの設備はどうなっているのだろう」と思われたら、私たちにお声がけください。一緒に確認します。
出典:令和8年度PCB廃棄物の適正な処理促進に関する説明会(特設サイト)
まとめ
- 電気料金の支援は12月〜2月使用分。高圧は1月・2月が2.3円/kWh
- 12月分は燃料費調整の上昇と支援がほぼ同じくらい
- 東海の冬は暖冬の見込み。それでも雪と停電への備えは早めに
- 古い機器のPCBは、2027年4月の法改正の前に確認を
電気料金の内訳や、設備の冬の備えで分からないことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。電気保安HIKARIは、岐阜・愛知・三重の東海エリアで、高圧受電設備の保安管理を承っています。
この記事を書いた人:電気保安HIKARI

